新 JIS L0001で何が変わるのか?

新 JIS L0001で何が変わるのか?

昨日、ツーエム化成様主催のセミナー

『ウェット最前線情報交換会』に参加させて頂きました。

その中で、新JIS改訂についてのお話がありました。

その概要は既報の通り、記号表記がどう変わるのかは、

インターネットで 【新JIS L0001 】で検索して頂ければ

たくさんの情報が出てきますのでここでは割愛させていただきます。

要は、我々にとってなにがメリットなのか?

ここが一番の関心事だと思います。

今回の新JIS改訂の中で、最も大きな出来事といえば、

【ウェットクリーニング】に関する記号が出来たことです。

皆さん、準備はできていますか?

クリーニングのメニュー、洗い方の中に、

【ウェットクリーニング】という技術があるという事実が

今後、消費者に広く知れ渡ることになるのです。

これは、我々にとって、ビジネスチャンスではないでしょうか?

【ウェットクリーニング】が売れるチャンスです。

洗い方としては3段階の記号となります。

大雑把な言い方ですが、強・中・弱の3段階となります。

それじゃあ、実際の洗い方は、どうしたら良いの?

今の機械で洗えるの?洗剤は?温度は?時間は?

一口に【ウェットクリーニング】と言っても、各クリーニング工場で

その洗い方にかなりの差がありますよね。

10社あれば、10通りあると言っても過言ではないでしょう。

そこで、洗い上がった衣類へのダメージにより、

強・中・弱の洗浄プログラムを各工場に合わせて

作って行く必要があると思います。

その強度を測る数値が、MA(メカニカル・アクション)値です。

JISが指定するウェットクリーニング作業工程に準じたプログラムで、

専用試験布(MA試験布)を使ったテストを実施することで

自社の基準を作ることが可能となります。

この、MA値試験は

一般社団法人日本テキスタイルケア協会で実施しております。

詳しくはメールにてお問い合わせください。

texcare@textilecare.jp

または、弊社にお問い合わせ頂いても結構です。

お取り次ぎ致します。