コインランドリーの売り上げアップ!コインランドリー洗濯機のアピール術

コインランドリーの売り上げアップ!コインランドリー洗濯機のアピール術

一昔前と生活スタイルが変わり、住宅地にはコインランドリーが増えています。それにつれコインランドリー経営に携わっている方も多く、収益を上げるためにさまざまな工夫をこらしている方や努力しているというお話しを聞きます。
そこで、コインランドリーの売り上げアップにつながるようなコインランドリー洗濯機の活用術、またお客様へのアピール方法について実例を挙げながら考えてみました。

春の花粉症対策

春の花粉症で苦しむ方に、外に洗濯物を干せない方に「花粉症でお困りの方はコインランドリーの乾燥機をご利用ください」と掲示や広告を打ち、お客様の心を掴んでいるコインランドリー店があります。

花粉の飛んでいる時期、洗濯物を外に干すと花粉は大量に付着してしまい、取り込む時に手で洗濯物をはたいても、80%以上の花粉が残ってしまうというデーターがあります。ところがコインランドリーのガスを使う業務用乾燥機であれば、一般的なご家庭のよりも性能が高く、高温の熱風で洗濯物の殺菌をし、大風量で花粉のみならずダニの死骸や糞まで吹き飛ばしてくれます。布団やシーツ、毛布などは洗濯機で洗わずに乾燥機にかけるだけでも花粉対策の効果があります。

春の花粉の時期はぜひ乾燥機のPRを重点的に行いましょう。

梅雨のダニとアレルギー対策

梅雨時期のアレルギー対策として「乾燥機を使ってダニを退治し、アレルギー対策をしましょう」と乾燥機のお客様を増やしているコインランドリー店があります。

梅雨は湿度が高く、ダニが活発に活動する時期です。梅雨の晴れ間を見計らって洗濯物を干せばダニは死滅するのではないかと思われがちですが、天日干しではダニは死滅しません。ダニが死滅する温度は50℃以上だからです。さらにダニが死滅しても、ダニの死骸をきちんと除去しなければアレルギーの原因となります。

そこでコインランドリーの乾燥機が活躍します。一般のご家庭の乾燥機よりも強力なパワーを持っていて、高温の熱風で殺菌し、さらに大風量でダニの死骸や糞を吹き飛ばします。

梅雨のジメジメする時期は、ダニとアレルギー対策として乾燥機の利用をアピールします。

スニーカーランドリーのアピール

幼稚園・小学生・中学生たちのシューズを洗うスニーカー専用の洗濯機を置いているコインランドリー店があります。靴を洗うための特殊な洗濯機です。自宅で靴を洗ことは思いの外手間がかかりますので、専用の洗濯機があると便利だというお客様が多いのです。子どもの靴は汚れやすくご自宅ではなかなか渇かないため、PRポイントとして押さえておきましょう。

カーテンの洗濯

カーテンの洗濯をお客様にすすめているコインランドリーがあります。カーテンは毎日使うものですが、改めてクリーニングに出すことは少なく、コインランドリーだと手軽に洗えるということで、利用されることが多いようです。カーテンの洗濯をお客者におすすめする場合は次のことも掲示するなどして伝えましょう。

「フックをはずして洗濯機に入れていただくこと」
※プラスチックのフックは破損の恐れがあり、また洗濯機を傷めることにもなるため。

また「しっかり脱水をかけた後は、乾燥機は使わず、ご自宅のカーテンレールで自然乾燥していただくこと」も伝えましょう。カーテンを乾燥機にかけるのは不向きですので、自宅で乾燥していただきます。水を含んだカーテンは重いので、持ち帰りに注意していただくことも伝えましょう。

カーペットやラグマットの洗濯

カーペットやラグマットの洗濯方法をお客様に呼びかけているコインランドリーがあります。大きくかさばるカーペットやラグマットはご家庭の洗濯機では洗うことができず、車に積んでコインランドリーで洗濯される方が多いようです。

ただしカーペットやラグマットについては洗濯できないのもありますので、お客様に選択表示を確認していただく必要があります。洗濯方法が不明である場合は、販売元などで確認していただくようにします。

カーペットやラグマットに限らずですが、次のようにはっきりと掲示しておくと良いでしょう。

「洗濯物の損傷については責任を取りかねる」
「洗濯をすることで損傷や破損が懸念される場合は洗濯を避けていただく、または販売元に確認をしていただく」

また、混同されやすいので、次の事項もしっかりと掲示するのがおすすめです。
「保健所の指導により、カーマットやペット用品についてはコインランドリーで取り扱えない」

洗濯で「きるもの」と「できないもの」についてはっきり表示する

洗濯できないものを洗濯機に入れられてしまっては故障の原因になり洗濯機の修理料金は無視できません。コインランドリーは経営者が無人のところが一般的ですので、きちんと分かりやすく掲示をしておくことが大切です。

例えばおむつ、ペットの使用品、カーマット、雑巾やモップ類、靴、ぬいぐるみなど、洗濯ができないことを伝えましょう。またストッキングやウール100%のものなどは縮みや変形をおこすことも掲示しておくことが大切です。

まとめ

コインランドリーは衣類を洗って乾かすだけではなく、乾燥機だけを使った花粉やアレルギー対策、衣類以外のものを洗濯することが可能な特殊な洗濯機など、その活用の幅がどんどん広がっています。コインランドリー経営者の方におかれましては、コインランドリー洗濯機を多目的に活用することをお客様にアピールして、繁盛につながることを願っております。

「株式会社宮商」は、クリーニングの総合商社です。40年の実績と豊富な経験から、商品の販売だけではなく、業者様へのクリーニングに関するさまざまなご提案もさせていただき、厚い信頼をいただいております。業務用洗濯機や業務用乾燥機、業務用洗剤の販売の他、設備機器の据え付けやメンテナンスなどクリーニングに関するあらゆる業務を行っておりますので、クリーニング資材の購入をはじめ、お悩みごとがありましたら、お気軽にご相談、お問い合わせください。