空間除菌・消臭剤「ブロッカー」と他の模倣品との違い

エンブロイ㈱製造販売の「ウィルスブロッカー」について、他の模倣品との違いの説明がありましたので、掲載します。

2月18日付けの産経ニュースによると「首にかけるだけウィルスや菌を除去できる『空間除菌』効果を真似た【ウィルスプロテクター】を使用した人がやけどを負う事故が発生している。」との発表がありました。

問題となった【ウィルスプロテクター】は中国製で粉末の次亜塩素酸ナトリウムの他、クエン酸、しゅう酸、硫酸塩という酸性の強い化学物質を混合しており、人の汗や空気中の湿気によって次亜塩素酸ナトリウム及び酸(pH3以下になってる)が溶け出して人の肌に悪影響を及ぼしたものと考えられます。

エンブロイ㈱が製造販売している「ブロッカー」(旧名称「ウィルスブロッカー」)は二酸化塩素ガスを担体に吸着したものであり、担体に水分が着いたとしても人の肌に影響を及ぼすことはありません。また危険性のある次亜塩素ナトリウムや粉末状の酸などは使用しておらず、今回問題となった「ウィルスプロテクター」とは全く異なる内容成分で作られております。

昨年2月から「ウィルスブロッカー」は様々なメディアに取り上げられるようになり、売上が伸びてきました。その評判に乗じて、今回事故を起こした【ウィルスプロテクター】のような化学製品の安全性確保という常識を無視した粗悪な模倣品が数多く発売されるようになりました。研究開発に重きを置き、慎重に開発を進めてきた当社といたしましては、このような粗悪な模倣品が出回ることにより消費者の皆様が悪い影響を受けることを大変危惧しております。

※空間除菌ウィルスブロッカーは特許を取得しております。

特許番号 第5172002

平成25年2月19日
エンブロイ株式会社
和気 清弘