今こそ、ドライクリーニングを見直しましょう。

今こそ、ドライクリーニングを見直しましょう。

今こそ、ドライクリーニングを見直しましょう。

『わかりやすいクリーニング店のシミ抜き』(ゼンドラより出版されています)でお馴染みの、桑原義行先生の講習会を開催いたしました。

ここ数年来、業界では建築基準法問題もあってウェットクリーニングが持て囃されていますね。今はちょうど季節的なこともありますし、業界紙を開くと、特にウェットクリーニング、汗抜き、Wクリーニング…の文字がたくさん見られます。

本来、プロとしてのクリーニング業の要はドライクリーニングだったはず…!?
いつ頃からか、ウェットクリーニングの方が品質がよく、逆に『ドライは汗の汚れが落ちません。』などという表現で、価値が低いような扱いを受けています。確かに、衣類のメンテナンスとして水洗い✕の衣類でも、汗汚れがひどい物は水に通すべきだと思います。しかし、お客様からお預かりした衣類は、本来、プロのクリーニング師として、どう扱うことが正しいのかその時々の状態に合わせて適切に判断して作業するべきで、何が何でも水洗いが良いということでは無いと思います。

ドライクリーニングがないがしろにされた理由は何か…!?
『ドライクリーニングはその仕上がりにあまり差が出ない。』『溶剤管理が面倒。』『管理をしたところで、売上に反映されない。』『コストや手間が掛かる。』『そんなに管理をしなくても洗える。』『同業他社に聞いても、皆、同じようだから。』等など…。

しかし、お客様にしてみたら、クリーニングに出される衣類は大切な1着なんです。お金を払ってクリーニングに出されているんです。わざわざ、お店に持って来てくれているんですよ。汚れが落ちて、きれいになって戻ってくることを期待して出されているんです。

ドライクリーニングを蔑ろにしたがために、今の業界が低料金を競い合い、さらには家庭洗濯と戦う結果になっている…!?
FQM的に言えば、これからの業界で生き残るためには低料金を謳う業者、家庭洗濯と区別をされなくてはいけない。
衣類の保全、メンテナンスの観点からすれば、ドライクリーニングは絶対に必要不可欠なものです。
今こそ、基本に戻り、ドライクリーニングを見直す時期に来ているのではないでしょうか?

クリーニングは洗いで決まります。管理が行き届いた溶剤でドライクリーニングをすると再洗やウェットクリーニング・シミ抜きも減り、仕上げも簡単になり、工場の生産性がアップします。本来一番大切な、品質の向上、お客様との納期の約束を守ることができます。

私ども宮商は、皆様の溶剤管理のお手伝いをさせて頂きます。キレイな洗いで売上アップ。地域一番店を目指しましょう。

興味がある方は是非お問い合わせ下さい。